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学校のガイダンスの帰りにずぅーーーーっと見たかった「ホノカアボーイ」をようやく観てきました!これがもうすっごい良かったです。最後までヒロイン?の正体を引っかかるものにしながらも、じんわり「あぁ、良かったな」と劇場から出て歩きながら思ってしまうような作品でした。風景と溶け込んでいる人物や、魅力的なサブキャラクター。そして色使いが本当に美しくて!ビーの家のキッチンのレイアウトや小物もこれまた色使いが鮮やかで、可愛くて、悶えました。
そして話の中でも大きな要素を占める料理!食事をすることってただ栄養を取るだけじゃないのよね、それプラスアルファに大事なことっていっぱいあるんだよねぇって、普段そんなキャラでもないのに思ってしまいました。何だろう、現代の日本って食べ物が飽和している状態で、そして手軽に割とおいしいものが食べられる時代ですよね。インスタントラーメンとかでもいろんな所が企業努力しているので普通に美味しいじゃないですか。しかも体に悪い悪い言われていても、なんだかんだいってそればっか食べていてもある程度までは生きられる人の方が多いじゃないですか。この作品では岡田くん演じるレオが食事はインスタントラーメンばかりということを賠償美智子演じるビーが聞くと「それじゃ体に悪いから、毎日食べに来なさい」となるのですが、これって、単純に体に良いものを食べさせようっていうのももちろんそういうのもあると思いますけど、そうじゃないんですよね。食事を作る過程だとか、その出来た料理を思わず「ふふふ」と笑みがこぼれてしまいながら美味しく食べるような、その空気ってとても素敵だなぁって。その人のために料理を作って、その人が「おいしい」と言ってもらえる幸せ。それってもう一種の儀式の様にすら思ってしまいました。
ある料理では、作っている過程に合わせて周りの人たちがリズムに合わせてどんどん入れ替わり立ち替わりする演出があったのですが、それが変な中毒性、いや笑ってしまうというか・・・そんな感じでした。
キャスト陣で言うと松坂慶子に食いしん坊の役をあてがったスタッフ陣に拍手を送りたいです。いやぁ、よく見つけましたね?!と思いました。天然コケッコーくらいから個人的に主演の岡田将生くんは要チェック若手俳優なのですが(天然コケッコーまだ観てないけど)、良かったです。賠償美智子演ずるビーの女心になかなか気づいてくれない(女側からしたら「気付け!気付け!」となってしまう)、でも憎めない純朴な青年を演じてくれていました。岡田くんはこの後にも「重力ピエロ」などが控えていまして、原作既読組としては春という難しいキャラクターをどう料理してくれるのかが非常に楽しみです。


私の中で岡田将生くんと割と同じ引き出しに入っているのが窪田正孝くん!彼もそろそろ映画進出しないかなぁ〜!
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